中国衛生部:深刻な皮膚炭疽菌感染、114例中3人死亡
【大紀元日本8月12日】中国衛生部は10日、国内7月の疫病状況を発表した。発表した報告から、7月に発生した皮膚炭疽菌の感染状況は、これまで公表されたものよりはるかに深刻であることがわかった。
中国衛生部は5日、瀋陽市に12例の疑似感染があると発表したのち、事実上の制圧宣言を行った。しかし、聨合ニュースネットの報道によると、衛生部が10日、7月に中国西南部の貴州省、北部の寧夏回族自治区、遼寧省と吉林省で、合わせて114例の皮膚炭疽菌の感染が確認され、うち3人の感染者が死亡したと公表した。全ての感染者は病死した牛や馬と接触したことがある。中国では毎年炭疽菌に感染する人がいるという。
衛生部は報告の中でさらに、7月に炭疽菌のほか、ペストへの感染8例、うち3人が死亡、コレラへの感染67例、うち1人が死亡、B型脳炎への感染1690例、うち57人が死亡、などの感染についても触れているが、感染地域については言及していない。
関連記事
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]