マレーシア政府:大紀元時報を差し押さえ、中共の策略を実行

【大紀元日本8月13日】今年6月2日と7月14日二回にわたり、マレーシア政府はインドネシアから送られた「大紀元時報」を差し押さえた。基本的人権の行使と社会の正義良知を呼び覚ます運動を推進しているWOIPFLG(法輪功迫害追跡調査世界機構)は、これは中国共産党(以下、中共)が秘密裏に画策したとして、中共が言論や信教の自由を求める人々や運動を弾圧している実態を暴露する、海外の中国系メディアへの妨害事件であると発表した。海外の新聞メディアや言論の自由に対する中共の弾圧に目を向けるよう、国際社会の関心を呼びかけている。

公安部による秘密裏の策略

WOIPFLGの報告によれば、2004年10月下旬、中国公安部副部長、中共中央610オフィス責任者劉京氏の指示の下、法輪功迫害を目的とする特別専門組織・公安部26局が深センにて、北京、天津、上海、山東、広東、江蘇、陝西、湖南、安徽を含む9カ省の公安庁及び610オフィス主任会議を開き、法輪功の弾圧をはじめ、言論や信教の自由を圧殺する中共の真相を世界に伝える「大紀元時報」、「新唐人テレビ」及び「希望の声・国際ラジオ放送」に対する妨害を画策した。会議内容は、海外に於ける秘密勢力の起用、専業派遣業務(専業スパイを派遣するなど)及びそれらに対する人的資源、物資、財力の投入についての検討であるという。

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