アジアの民主化を阻む中国
【大紀元日本9月20日】「アジア民主化世界討論会(WFDA)」において、台湾外務省次長・高英茂氏及び同国家安全会議副幹事長・張旭成氏は、中国の軍事的台頭がミャンマー、カンボジア、北朝鮮を始めとするアジアの国々の民主化に深刻な影響を与えているとの認識を示した。また、米国民主基金会・アジア部主任のルイサ氏は、アジアにおける民主化勢力の支持の必要性を訴えた。
インド、ミャンマー、パキスタン、韓国、新疆・ウイグル自治区などの代表を含むアジア諸国の出席を得て、台湾民主基金会の主催により、「アジア民主化世界討論会(WFDA)」が16日開催された。同会議において、高氏次長及び張副幹事長は、それぞれ、中国の軍事的台頭がアジアに与えるマイナスの影響はプラスの影響より大きく、また、中国がその軍事力を背景に、ミャンマー、カンボジア、北朝鮮などの非民主政権を支持している事実を指摘した。
インドの戦略学者・スリカンサ・コンダパリー氏は、陸・海軍の近代化、弾道ミサイルの射程距離拡大、アジア地域における速攻部隊などを含む中国軍事力の急速な拡大計画につき注意を喚起している。
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