ベネディクト16世:宗教を日常生活から離してはならない
【大紀元日本10月21日】カトリック教会・教皇ベネディクト16世は2日、バチカンにて3週間にわたる宗教大会を主宰、世界各地から一堂に会した250人の主教に対し、宗教を人々の日常生活から離してしまえば、宗教そのものが「偽り」になると強調した。AFPが伝えた。
本大会はベネディクト16世(78)が4月19日に教皇に選出されて以来、初めて主宰する宗教大会である。大会では、ローマ・カトリック教会が現在直面している問題や聖餐式などを含む神学における多くの議題および世界にとってさらに重要な中絶及び離婚などの社会問題が取り上げられる予定で、日曜日のミサ出席率の低下問題についても議論されるという。
教皇は、人々が神を個人意見として扱い、神を生活から排除し、世界の現実および人々の日常生活から離したいわゆる「寛容」とは、本当の寛容ではなく偽りであると話した。
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