中国:国内加工業の収益急激下落、経済失速に懸念

【大紀元日本10月30日】今年の1月から9月まで、中国GDPの成長率は前年同期比わずか0.1%減少したのに対して、企業収益は前年同期比大幅の減益となっている。専門家によると、この現象は中国国内企業の増産に伴う増益がまったくないことをあらわし、経済が失速状態に陥っていると指摘した。

北京『財経時報』の報道によれば、中国国内企業は上述した失速状態に陥る原因はそれぞれ異なるが、エネルギー価格の高騰は主な原因と思われる。特に国際エネルギー価格の上昇が中国製商品の利益を大幅に相殺してしまったという。

中国国家統計局のデータによれば、より多くの利益は石油および天然ガス開発事業等に集中する一方、加工業企業は競争が厳しくなることまたは政府の価格規制によって、利益幅の縮小ないし損失を招いてしまう状況に陥ると見られる。

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