WHOが中国湖南省に入り、当局はヒトへの感染を初めて承認
【大紀元日本11月16日】世界保健機関(WHO)が11月14日、鳥インフルエンザ感染の疑いで12歳の女の子が死亡した中国湖南省の長沙に到着し、調査を行う中で、中国衛生部が初めて原因不明の肺炎にかかった9歳の少年の体から、H5N1ウィルスの抗体が検出されたことを認めた。
「中広新聞」によると、当少年が12歳の姉とともに病死した鶏を食べた後、肺炎症状が見られた。姉は病院に運ばれた後死亡したが、少年は治療後に回復した。二人の病因について、以前、当局は、鳥インフルエンザウィルス検査では、二人とも陰性の結果がでたと発表したが、憂慮したWHOが中共当局に現地調査を要求し、14日専門家が長沙に到着した。
同省疾病対策局の責任者は15日に、少年の体からH5N1に対する抗体が検出されたと発表したが、最終確認はWHOの検査結果待ちだという。
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