中国、鳥インフルエンザ感染死者数の内部資料、ネットでリーク

【大紀元日本11月17日】中国各地に拡大している鳥インフルエンザ感染者と死亡者数データと称する資料が14日、海外の中国情報サイト「博訊ネット」でリークされた。同資料によると、今年に入ってから11月12日まで感染による死亡は13省で発生し、死亡人数は合計310人、隔離人数は5554人。当該データの数値は、国務院の「許可」を得た数値であるため、実際の人数より低く抑えられているという。資料提供者は中国衛生部高官から当資料を入手したというが、現段のところ入手経路は確認されていない。

資料提供者の投書によると、2004年以来中国各地で鳥インフルエンザなどの危険性の高い伝染病が継続して発生している。しかしながら、特に2005年からは、伝染病防疫領域において軍が主導権を握り、関連情報の管制が一層強化されたため、感染の正確な状況は国際社会に伝えられていない。中国衛生部は情報の処理や伝染病の発生状況の公表においても、「技術的に処理」、「独自の学術的修正と解釈」を行う。また、たとえ海外の専門家と国際組織による情況調査が許されても、結局中国当局の指揮・監督下でしか活動できないため、現状を把握するにはほとんど不可能であるという。

投書によると、現在、中国各地における鳥インフルエンザの感染および蔓延は深刻な状況にある。各地方政府は事態の処理と情報流出の防止について明確な指示を受けているという。中国国務院と軍の最高指令書には「鳥インフルエンザの疑似感染者および感染者は指定する医療機構に収容し、直ちに上級政府に報告する。国務院の許可なく感染情報を公開することを厳禁し、違反責任者には懲戒免職やその他責任追及の対象となる。感染者が死亡した場合、死亡原因には鳥インフルエンザやH5N1などの記述を禁じる。指定した医療機構以外の病院で治療を受けた流行性呼吸器疾患の患者は、健康保険などの関連医療補助を受けられない。患者を治療した医療施設にも厳しい制裁を科す」と明記しているという。

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