香港政府が台湾法輪功学習者に提訴され、初公判で政府の論調は認められず
【大紀元日本11月19日】2003年2月に香港税関が台湾の法輪功学習者80人あまりの入国を拒否した件について、台湾法輪功学習者らは、その後香港政府を相手に訴訟を起こした。11月4日初公判の結果が公表され、香港最高裁は、香港政府の論調を認めず、入国拒否者のブラックリストの存在説明や、強制送還の理由を示す証拠提示を命じた。中央社が伝えた。
原告側は今回の裁判論定を歓迎する姿勢を示した。弁護士出身の原告・朱婉_qi_さんは「香港最高裁は『一国両制』の民主制度を堅持し、香港政府の職権濫用に喝を入れる形となり、香港人が中国共産党による行政と法治制御を拒絶する意志の現れである」と評価した。
香港政府は当時、保安上の問題を理由に、80人あまりの台湾法輪功学習者を、入国拒否のブラックリストにリストアップしていると称し、彼らの入国を拒否し強制送還した。今回の初公判でこのブラックリストの存在が法廷論争の焦点となり、原告側は香港政府に対し、リストや、それに関係する9項目の証拠資料の提示を求めた。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。