中国:チベットの寺院を強制閉鎖

【大紀元日本12月2日】本部がインドにある人権団体「チベット人権および民主センター」(以下、チベット人権)によると、中国公安当局は11月23日、ダライ・ラマ14世を非難する文書の署名を拒否したチベット仏教の僧侶5人を逮捕し、ラサ郊外にあるチベットの最大規模の寺院デプン寺を強制的に閉鎖したという。

「チベット人権」によると、5人のほか、僧侶・将秋(28)は、本年10月に公安当局が行った愛国教育運動の中、死亡した。愛国教育運動の中で、僧侶らは北京政府に対する支持表明を強要されていたという。

5人の逮捕に対して、25日、デプン寺の約400人の僧侶が抗議活動を行った。中国当局はただちに武装警察を投入し、一部の僧侶は殴打されたという。

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