中国共産党離脱800万人支援デモ集会、アジア各地で展開
【大紀元日本2月22日】香港の繁華街・銅鑼湾のビクトリア・パークで19日、「800万人の脱党と反迫害の人権活動を声援する」デモ集会
応援の車(大紀元)
支援者(大紀元)
が行われ、約500人が参加した。同日、ソウル、東京、台湾、クアランプールなどアジア各地でも同趣旨のデモ集会が大紀元時報と世界脱党サービスセンター主催で行われ、社会で話題を呼んでいる。
大紀元のシリーズ社説「九評共産党」の発表は、世界各地で「脱党ブーム」を引き起こし、2月19日までに約810万人の国民が中共からの離脱声明をネットで公開した。今回のデモ集会は、800万人が脱党したことへの支持を表明し、「全民反迫害運動」を擁護し、中国国内の人権弁護士・高智晟氏らが始めた中共政権による民衆への政治迫害に抗議するハンスト・リレー運動を応援していこうというもの。
過去2週間、高智晟氏ら人権弁護士たちが始めたハンスト運動や、米国アトランタ在住の大紀元グループ技術総監・李淵氏が8日に中共スパイとみられる暴徒に襲撃される事件などが起き、世界各地では中共政権に対する非難の声が上がっている。香港だけでも香港支聯会および海外の民主運動団体など150以上の組織と個人がハンスト・リレーに参加したという。
■香港
5百人が参加したデモ行進は午後2時半ごろ始まり、デモ隊はビクトリア・パークから出発、香港の中心街を通過し、中共駐香港事務局に向かった。中国国内からの観光客はデモの様子を写真撮影したり、「九評共産党」の特別新聞とDVDを求めたりしていた。多くの市民は取材に対し、デモを支持する肯定的な感想を述べた。
中華盟会の香港区副会長・伍国雄氏は集会で、中共政権による国内のハンスト参加者への圧力に抗議するため、集会で即時に24時間の断食を開始すると宣言した。また、市民に対し、傍観者にならず中国国内で反迫害運動を起こしている人権弁護士と民衆を支持
中共駐香港連絡事務室の前の抗議者(大紀元)
中国の民族太鼓を打って参加した大紀元ボランティア(大紀元)
中華盟会の香港区副会長・伍国雄氏(大紀元)
するよう呼びかけた。
■東京
19日午後、支援者300人が東京の中国大使館近辺で、「800万人が中国共産党を脱党」支持のパレードと集会を行い、中国大陸のハンスト運動にもエールを送った。
来日前に6度も監禁され、中国の労働キャンプで苦痛の洗脳教育を受けさせられた清華大学副教授で法輪功学習の王久春さんは、集会で24時間のハンストを実施し、中共スパイによる大紀元グループの技術総監・李淵氏に対する襲撃事件に抗議すると発表した。王教授は、800万の有志者が中国共産党を離脱したということは、共産党のない新しい中国の到来に土台を造ったのだと脱党
「中共の人権侵害をやめさせよう」と抗議するデモ参加者(大紀元)
ハンスト中の支援者(大紀元)
集会で発言する清華大学副教授の王久春さん(大紀元)
運動を賞賛した。
■台湾・台東
19日午前、台東大紀元支部と各団体が作った応援者たちは、文化センターの前に集合し、「800万人の脱党と反迫害の人権活動を声援する」デモ集会
応援の車(大紀元)
支援者(大紀元)
を行った。
■韓国・ソウル
韓国民族舞踊・四物舞で中国共産党から800万人が離脱したことを祝う(大紀元)
パレードに参加する中国民主運動海外連席会議韓国支部の会員(大紀元)
19日、脱党センター韓国支部など九つの団体がソウルでパレードと集会を行い、「800万人が中国共産党から脱退」と中国人権促進ハンスト運動に支援を送った(大紀元)