中国黒龍江省、水源に大量の不明物、浄水を買いだめする市民

【大紀元日本2月23日】2月19日午後中国黒龍江省の牡丹江市の水源で、綿状の不明物が大量に発生し、取水口が塞がられているのが発見され、水源汚染を心配する市民は、浄水を買いだめするためにスーパーなどで行列をなしているという。現地政府関係者は飲用水には問題がないとし、水道供給を中止せず、現在は不明物を検査していると公表した。

中央社の報道によると、牡丹江市政府のスポークスマン・王樹印氏が20日午後4時にこの状況を公表した。また同市の環境観測センターの責任者は、すでに水を塩素で消毒し、飲用には問題ないとしながらも、現地には検査設備がないため、サンプルを採集し省の専門機構に有機物検査を託したと説明した。一方、環境保護部門の専門家は、綿のような不明物は水生生物であり、隣接する海浪河に生息している、重度の河川汚染や、水温の上昇などにより、この生物が異常繁殖したと分析している。

市内のスーパーや商店では浄水を購入する市民が列を作った。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。