日銀:景気回復が続き、量的緩和金融政策解除か

【大紀元日本3月8日】ウォールストリート・ジャーナル紙は6日、日本経済の景気回復によって日銀がこれまで五年間を続けてきた量的緩和策を解除する可能性が高くなると示し、世界の金融市場にも大きく影響を及ぼすことを報道した。

日本経済は5年間続けて順調に成長している。日銀の今後の金融政策について、細川財務次官は6日の定例会見で、金融政策の透明性を高め、長期金利を含めた金利全般を配慮した金融政策が望ましいと示した。10年近く続いた日銀の低金利政策の改定を促した。

日銀の金融政策を変えることは、米国の担保貸し利率からニュージーランド政府の国債利率等までのすべての利率が上昇することを意味し、日本市場を含む世界各国の株式市場に悪影響を与えるとみられる。それに次いで、円高の加勢で、日本の輸出品価格が上昇し、海外よりの輸入品価格が下降する現象が現れるとみられる。

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