麻生外相:「日本は民主的な中国を待望する」
【大紀元日本3月14日】日本の麻生外相は、13日付の米紙ウォール・ストリート・ジャーナルに「日本は民主的な中国を待望する」と題する文章を発表した。日中両国の政治関係は近年冷え込み続ける中、過去20数年の間、中国では反日運動が多発し、両国の一部の政治評論家は、中国の反日感情は中国国内の政治問題の反映だと分析している。一方、麻生外相は、文章の中で中国の急激な軍事力増大を指摘し、中共の不透明な国防支出の完全公開を求めた。
米国VOAの報道によると、麻生外相は文章の中で、中国に対し友好かつ前向きな見方をしていると語り、中国と日本の経済関係が空前に密接するなか、中国大陸と香港はすでに日本の史上最大のビジネスパートナーとなり、時間の推移につれ、両国の依存関係はさらに深まっていくと示した。
さらに麻生外相は「中国が自由、民主の国家に変わることさえ実現できれば、東アジアの舞台の中心に戻ることを歓迎する」と述べ、中国の自由民主国家への発展を確信すると示した。
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