米財務省、人民元相場の切り上げ柔軟化を要求

【大紀元日本3月20日】中国温家宝首相は15日、人民元為替相場の決定は、市場動向により多く委ねると発表、16日の人民元対米ドル相場は、昨年7月の切り上げ以来最大の上げ幅となった。自由時報が伝えた。

米財務省は4月に発表する上半期の報告で、中国を貨幣操縦国と見なす可能性が高く、柔軟な人民元相場を求める圧力は日増しに高まっており、米財務長官スノー氏は10日、「中国は貿易規則を遵守し、為替改革の約束実現をすべき」と発言した。

15日、人民元対米ドルの終値は8・0377元で0.13%の上昇を示し、昨年7月以来、人民元の対米ドルの上昇幅は0・9%に達した。これまで人民元の対米ドル切り上げ変動幅は1日で0・1%を超えたことがなかった。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。