瀋陽で学生が授業を集団ボイコット 警察の暴行に抗議
【大紀元日本4月24日】瀋陽師範渤海学院の全学生約900人が、学校の教師及び設備の質が劣っていることなどを理由に集団で授業をボイコットした。その間、機動隊が介入して学生を殴打した。学生のボイコットは4日間続き、金曜日の午後、学校側との間で協議が行われ、学生は、授業に復帰した。しかし、一部の学生は、依然として請願を続けている。
ラジオ自由アジア(RFA)によると、瀋陽師範渤海学院は、瀋陽師範大学に属する半官半民の分校で、昨年、第一期の学生を募集したところであった。しかし、教師の能力、水準が不十分で、学校側が、学生の自学自習能力の養成を理由に教師に授業をさせないこともあり、学生の大きな不満となっていた。
情報によると、瀋陽師範大学が17日、学生を本校に戻すよう求めたが、渤海学院校長がこれを認めなかった。このため、午後5時頃、2,300人の学生が集団で授業をボイコットし、学校から18キロ離れた興城駅までデモ行進し、その後電車で瀋陽に戻ろうとしていた。この間、機動隊が学生を尾行していた。
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