国民党元老の子息が中日友好病院で術後死亡、医療過誤の疑い

【大紀元日本4月29日】台湾国民党元老・陳立夫氏の息子・陳澤寵氏が昨年、北京中日友好医院にて手術後に死亡、未亡人・林頴氏はこのほど北京衛生主管部門に訴状を提出、同医院のカルテ改ざんと医療過誤について、政府関係当局の介入調査を要求した。

香港「文匯報」27日の報道によると、林未亡人は同医院の診療過程に対し訴え、病院側が家族に渡した陳氏カルテの複写が術前と術後で内容が一致しないと指摘、また、病院側は家族に手術以外の治療方法を告げず、患者の治療権と選択権が剥奪されたなど、4項目について質疑しているという。

北京朝陽区衛生局関係者によると、提出された訴状は受理したが、回答はしていないという。中日友好医院側は同案件について弁明、事前に手術の危険性を家族に告知したと言明している。

林未亡人によると、昨年7月、肝臓腫瘍の陳氏が家族同伴で北京へ旅行し、期間中に体が変調、友人の紹介で8月初旬に中日友好医院で検査入院、病院側の勧めで、昨年9月7日に腫瘍の切除開腹手術を受け、手術中に大量出血、輸血8000cc超を行ったが、術後に病状が急変、10日後に北京武警総合医院へ転院、肝臓移植手術後、回復せず死亡した。

関連記事
香港では「国家安全法」を導入したことで、国際金融センターとしての地位は急速に他の都市に取って代わられつつある。一方、1980年代に「アジアの金融センター」の名声を得た日本は、現在の状況を「アジアの金融センター」の地位を取り戻す好機と捉えている。
メディアのスクープ話が世の中を動かす。特に最近は「文春砲」など週刊誌メディアの元気が良い。同時に報道のありかたが問われている。国が国民の幸福を奪うことがあったら、ある程度、国家権力の作ったルールを逸脱する「反社会性」を持ち、戦わなければいけない時がある。記者は反社会的な面を持つ職業で、メディアは反社会性を持つ企業なのである。
米空母、台湾防衛態勢に 1月29日、沖縄周辺海域で日米共同訓練が挙行された。日本からはヘリコプター空母いせが参 […]
上川陽子外務大臣は、パナマ在留邦人及び進出日系企業関係者と昼食会を実施した。日・パナマ間の経済分野における協力の可能性や課題、教育などについて、意見交換を行った。
2月23日午後、上川陽子外務大臣はパナマ運河視察を行った。日本が主要利用国であるパナマ運河の安全かつ安定的な利用環境確保に向けた連携を維持すると表明