法輪功への迫害を調査する記者、中国ビザ発行拒否される
【大紀元日本5月8日】アメリカにある中国語メディアである「新唐人」テレビ放送局の記者2人が、中国の法輪功学習者への迫害を調査するために、駐サンフランシスコ中国総領事館へビザ申請を行ったが、ビザ発給を拒否されたという。
最近、法輪功関連中国語系メディアは、中国大陸で秘密の強制収容所が設けられ、そこに多くの法輪功学習者が監禁されており、その上生きている法輪功学習者から臓器を摘出して、臓器を不法に売買していることを連日にわたり報道している。「法輪大法協会」とその関連のマスメディアや国際人権活動団体が調査委員会を形成し、事件の真相を調査するために中国大陸へ渡りたいと中国当局に要求した。「新唐人」テレビのサンフランシスコ支部の責任者である張芬氏と記者の徐震氏は調査委員会のメンバーとして、中国大陸へ行く予定だった。
二人は4月25日、駐サンフランシスコ中国総領事館へビザ申請の書類を提出したが、6日後、張氏は総領事館からの電話を受けて、ビザの発行はできないと知らせられた。総領事館は拒否した理由について説明しなかったという。張氏は中国外交部スポークマン・秦剛氏が、国際マスメディアが中国に真相を調査することを歓迎するという明言したことに基づいて、ビザ申請を提出した、と話した。
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