今年も「クール・ビズ」、小池環境相デザイン「風呂敷」でアピール

【大紀元日本5月21日】小池百合子環境相は17日、東京で開かれた記者会見で、地球温暖化問題に対する日本の取り組みを説明した。同相は、地球温暖化対策および循環型社会の構築が日本の環境保全の2大柱であると説明し、環境省が国民の関心を高めるため、意識改革を重点に置く方針を明らかにした。さらに、アジア諸国も積極的にこの問題に取り組むよう呼びかけた。また、過剰包装削減への取り組み例として、同相が自らデザインした「風呂敷」を披露した。

小池環境相は小泉内閣政権下で、3回連続して環境大臣に就任、すでに2年8ヶ月の任期を経ており、環境相としてこれまで最も長く務めた大臣である。環境相は、昨年から、ネクタイとスーツを着用しない「クール・ビズ」運動を実施し、冷房を摂氏28度に設定するなどの努力が、良い結果をもたらしたとの見解を示した。

同相は、「クール・ビズ」運動を実施した結果、昨年6月1日から9月30日までの4ヶ月間で、百万世帯が1ヶ月間に排出する量に相当する46万トンの二酸化炭素を減少することに成功したと述べた。さらに、メンズアパレル業界の売り上げにも貢献し、デパート業界もここ9年間、初めてのプラス成長になったと強調した。

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