MSN中国現地法人、大規模なシステム故障

【大紀元日本5月22日】中国大陸に進出して1年経過した大手検索エンジン・マイクロソフト(MSN)社で16日、大陸での検索機能が広範囲にわたり故障、マイクロソフト社は、システムの故障を引き起こした要素が複雑であるため、明確な説明はまだできないとし、現在は原因究明に急いでいるとコメントした。

英「フィナンシャル・タイムズ」紙の報道によると、中国人ユーザーの一部から、MSNのサービスを順調に受けられないことに関し、マイクロソフト社が政府当局から統制を受けているのではという意見を寄せられた。また、クレームを寄せた使用者の大多数が上海、瀋陽、重慶、北京等の大都市に集中しており、クレームの数は最近急増しているという。

情報筋によると、8日から12日の間、MSNサービス・ユーザー多数が、登録・検索不能、中断等のエラーが続出し、さらに宛先・住所録が表示されない、「ホットメール」や「スペース」の電子メール受信箱が開けられないなどの混乱が現れたという。混乱は12日にようやく改善されたが、16日に再発したという。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。