シマンテック社、セキュリティソフトウェアに深刻な欠陥

【大紀元日本5月29日】世界最大セキュリティソフトウェア会社であるシマンテック・コーポレーションのソフトウェアは、知名度が高く、各企業、米国政府機関および数え切れない一般消費者など世界最多の顧客数を誇る。ところが、1週間前、同社の最有力商品ノートン・アンチウイルス製品から欠陥が見つかり、それによって、システム制御、機密情報数字、情報文書削除、スパイソフトのインストールまでが可能であることが明らかとなった。

シマンテック社はセキュリティ報告を受け、現在同欠陥の調査を進めているとし、事実判明に至っていないという。

シマンテック社はかつて、自社製品ノートン・アンチウイルスは2億台以上のパソコンに使用されていると自慢した。専門家らは、同欠陥が実証されれば、ノートン・アンチウイルスの利用者にとって、極めて深刻な脅威になると指摘し、なぜなら、同欠陥を利用して各パソコンに対して攻撃することは極めて簡単だからと分析した。専門家は、利用者はクリックせずに何かのファイルを開かなくても、ハッカーは、外部から簡単にパソコンをコントロールできるという。

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