中共政権とバチカン、司教任命巡り再度衝突

【大紀元日本5月31日】バチカン教ローマ教皇庁は先週、呉欽敬氏を中国陝西省周至区の司教に任命したが、中共政権はこの任命は違法であり、同氏が司教権力を行使してはならないと表明した。

教会関係者によると、呉欽敬氏がバチカンに司教と任命されたことが公表された後、3回も中共政権から面談に呼び出されたという。中共は最後命令の態度に変わり、この任命を認めないと示した。現在、呉欽敬司教は、自分の宗教信仰を堅持するとともに、中共の認可を待ち続けているという。

現地の宗教関係者によると、中共政権は周至区のカトリック教聖職者と面会、今回のバチカンの司教任命は違法であると宣言し、これらの信者が別の教会管理機構を立ち上げ、呉欽敬司教から離脱するよう要求したという。信者らがこの要求を拒否したという。

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