在日中国系企業、ネットで大量の海賊版映像作品を公開

【大紀元日本6月17日】日本の著作権保護団体はこのほど、在日中国人をサービス対象とするウェブサイトで、大量の海賊版映画などが公開されていることを突き止めた。現在公開中の「ダ・ヴィンチ・コード」も含まれている。日本でこのような組織的な知的財産権の侵害事案が発覚したのは初めて。同団体は調査を始め、刑事告発なども検討している。

報道によると、問題が発覚した3つのサイトのうち、二つは在日中国人に格安の国際電話サービスと中古パソコンを販売する中国系企業がそれぞれ運営し、もう1つは在日中国人向けのネットショップが運営している。サイトに公開している連絡先は皆東京都内にあるという。

これらのサイトでは、中国や、日本、韓国、欧米の映画やドラマなど、各ジャンルの作品をそれぞれ千本以上を扱い、中には3千本を越えるものもある。全作品はセリフの中国語への吹き替え或いは中国語の字幕入りで、あるサイトでは公開中の「ダ・ヴィンチ・コード」を提供していた。会員に有料でダウンロードさせたり、中にはオンラインで無料提供するものもあるという。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。