中共海軍のミサイル護衛艦、珠江口水域で海難事故沈没
【大紀元日本6月29日】中国国内メディアによると、中共海軍のミサイル護衛艦が23日、アモイ近郊の珠江口水域で、香港の貨物船と衝突し沈没した。貨物船は現場から逃亡したという。
中国中央テレビ「軍事報道」は、中国海難救助センターの消息を引用、中共海軍の774号ミサイル護衛艦が23日未明、珠江口水域で香港船籍の貨物船「太平洋冒険家号」18000トンと衝突、中共海軍軍人13人が行方不明。
中国海事処スポークスマンによると、「太平洋冒険家号」が所属する香港太古集団の「中国航海公司」も事件を了解し、詳細な事情を調査中だという。
また「博訊ネット」は、事故に遭った774号ミサイル護衛艦は、艦首から三分の一が沈没、死者4人、行方不明者13人が既に確認され、被害者の一人は士官学校を卒業した博士号取得者だと報じた。珠江口水域での中共海軍の事故はこれで二度目だという。
香港「アップル・デイリー」紙によると、アモイ国籍軍事学会会長・黄東氏の指摘として、774号ミサイル護衛艦は、香港駐留中共海軍部隊の770-773号と同型であり、香港の海軍兵士も交代勤務で乗り組むことがあり、被害者の中には香港人が含まれていた可能性があると示唆した。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。