中国東方航空、エアバス社製「A320」30機購入
【大紀元日本6月29日】中国三大航空会社の一つ、「中国東方航空」が139億人民元(17億3000万米ドル)でエアバス「A320」を30機購入する契約に署名したと発表した。中央社が伝えた。
中国東方航空が、上海証券取引所に送付した声明によると、新規購入機種は国内線に用いられ、増加する短距離航空路線の需要を満たすという。声明によると「今回の契約により、航空路線が強化され、市場競争力がつくと信じる・・・新機種30機は、2008年5月から2010年11月の間に引き渡される」という。
中国国際航空も、6月初旬に17億4000万米ドルでエアバス「A320」を24機購入すると決定、引渡しは2007年から2010年になる予定。
これら契約は、中国政府が2005年にパリで契約した「エアバス150機購入」の一部、中国航空会社とエアバス社との協力関係構築の他、中共政権に対する国際的イメージを改善する「国際外交上の駆け引き」ともとれ、同社が空軍用に空中給油機も製造していることから、「欧州連合の対中武器輸出解禁」の将来的布石ともみられる。
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