懸念される馬英九・台湾国民党党首の反日言動
【大紀元日本7月9日】台湾国民党の馬英九党首は7月10日に来日、国会議員との会談のほか、朝日新聞社、毎日新聞社の独占インタビューを受け、外国人記者クラブでの講演および日本の主要メディアが主催する座談会に参加する。次期総統候補としてアピールすると同時に、政権奪還を期し、日本政界との繋がりを強化する姿勢が伺える。
一方、政府は、馬党首を政府高官として接待するが、仮に2008年に台湾総統に当選した場合、反日政府が出来上がり、台湾海峡両岸に対して不安要素をもたらすであろうと懸念している。
自由時報の報道では日本のある上層部官僚の発言を取りあげた。その官僚は、日本の外交政策は、即ち民主および人権であるとし、台湾海峡両岸の情勢において、民主を広げることが最重要である考えを示した。日米同盟を支持する台湾民進党に比べ、馬党首の姿勢が懸念されるという。また、昨年10月、馬党首が国民党中常会で、靖国神社の参拝は軍国主義である声明を発表したことに対し、同官僚は「比較対象が重過ぎて、受け入れられない。靖国神社に先祖および親友を祭っていることもあり、参拝は先人を追悼することに過ぎず、軍国主義の復活とは関係ない」と主張した。
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