陳方安生・前香港政務長官「香港は、自由民主を回復する瀬戸際」

【大紀元日本7月10日】香港大学の民意調査によると、陳方安生・前香港政務長官が「七一パレード」に参加したことにより、同パレードの参加者25%に激励鼓舞する作用があったという。陳方氏は、パレードの行進中に中共当局が弾圧している法輪功を公に賞賛したが、同氏が辞職に追いやられた理由もこのためであるとみられている。

BBCによると、香港大学は1日、「七一パレード」の際に、参加者600人に対し民意調査を行い、27%が陳方氏の呼びかけは重要であると回答した。また、同氏の呼びかけにより、今年の同パレードの参加者は前年度に比べ、大幅に上昇したという。

今回のパレードで、香港民間民主陣線から、5万8000人が4~5時間にわたる行進を行った。昨年の2万1000人より倍増したという。一方、香港警察側の統計数字では今回のパレードの参加者は2万8000人であるとしたが、やはり昨年の1万7000人より60%の増加であった。しかし、VOA放送局は、香港警察側が出した推定数字には、常に香港当局の息がかかっていると指摘した。かつて香港で行われた大パレードは推定50万人であったが(100万人という見方もあった)、警察側が出した数字では20数万人であったという。

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