台湾学術団体、中文・正体字を世界遺産へ登録申請

【大紀元日本7月20日】台湾の「中国国文教育を救う連盟」は13日、中国語の正体字を推進するために、書道家・杜忠誥氏が「奪」を例にし、簡体字は中国語の漢字そのものから大きくかけ離れてしまっていることを説明し、中華文化を代表できないとの見解を示した。

今日、世界中で盛んに流行っている中国語は、殆どが簡体字である。台湾の「中国国文教育を救う連盟」を含む十数の団体は、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)に対して、中国語正体字を世界文化遺産に認定するように、連名申請の運動を引き起こした。発起団体の連名は、中国語桁化技術推進基金会、世界中国語文化教育学会、台北市文化局、台湾師範大学国語教学センター、実践大学等である。

台湾は国連に加盟していないので制限があり、国連に対して同要請を提出するには、中国大陸の協力が必要である。それゆえ連名で提議するため、中文文字には、正体字である繁体字を「漢字」として統合し、繁体字を読み、簡体字を書き、各個がその用に随うとの提案も行った。

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