香港カトリック教「アジア青年の日」、大陸信者の活動参加禁止=中共

【大紀元日本7月31日】香港メディアは7月30日、ローマ・カトリック教会香港教区の陳日君氏枢機卿の言葉を引用し、中国大陸の青年カトリック教信者たちは、香港で行われる「アジア青年の日」カトリック教大会活動への参加が禁止されていると報じた。

2年に一度、1週間にわたる「第4回アジア青年の日」イベントは、30日に香港で開幕した。陳日君枢機卿は29日の記者会見で、中共は、同活動の中に「反中共的」要素がある恐れを懸念して、少なくとも4つの地方政府が、カトリック教信者の活動参加を阻止していることを明らかにした。陳枢機卿は信者たちの安全のために、4つの地方政府名を控えた。陳枢機卿は、多くの信者が同活動に参加したい意向があったが許可が下りないため、香港行きは実現できないと信者の声を語った。

これについて、北京当局は、大陸の信者のこの活動への参加を禁止していないと表明した。また、中共カトリック教愛国協会の副主席・劉柏年氏は、香港メディアの質問に対し、大陸の地方政府が信者の同活動参加禁止や、同活動が「反中共的」であると定めたことは初耳であると反論した。

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