中国の金持ち、防弾自動車がお気に入り

【大紀元日本8月2日】中国で、金持ちが自家用車を防弾仕様に改造するのが、密かなブームとなっているようだ。中国紙「重慶晨報」の報道によると、重慶の自動車企業「金冠汽車集団」はこのほど、防弾自動車の注文を大量に受けた。顧客はほとんど億万長者の炭鉱主や、不動産業者で、ホンダ、BMW、アウディなど日本や欧米の高級車を改造したがるという。

注文を受けた同社副総裁・蒲世全氏は、自社が改造した防弾自動車について、「窓ガラスは金槌で30分間殴打されても割れない。タイヤは銃で撃たれても、50キロの時速で50キロぐらい走れる。車の下に手製の爆弾が仕掛けられても、まったく支障なく走行できる・・・・・・」と紹介し、一般的な拳銃や79式自動小銃、手製の爆弾は、防弾車をまったく破壊できないと説明した。また、同氏によると、改造された防弾車の外観は、普通の車とまったく同じで、肉眼では防弾加工されていると判別できないという。(スモーク・ガラスによる車内の)隠蔽性も富豪たちに気に入られているようだ。

防弾改造の費用について、ジープの場合、約60-70万元(日本円約1千万円)であるが、ホンダやBMWなどの高級車の改造仕様になると、費用はさらに高くなるという。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。