死体はどこから入手?謎深まる人体標本展=NYT紙
【大紀元日本8月11日】中国大連市には、ドイツのナチス後裔ギュンター・フォン・ハーゲンス氏などが経営する死体加工場がある。工場で加工された人体の実物標本は、海外の展覧会などに出展されている。今年初めから、これらの死体の出所を疑問視する声が上がっている。
ハーゲンス氏の死体加工場で、従業員数百人がホルマリン液に浸していた死体を取り出し、整理、切断、解剖、防腐、姿作りなどの処理を行い、同氏が開発した死体処理技術であるプラスティネーション処理した実物標本を製作している。
ニューヨークタイムズ紙は8日、「中国において、安い給料で働く医学生が大勢いる上、安易に死体と臓器を入手できるし、政府の監督も甘いため、過去数年間で、少なくとも十箇所の死体加工場が次々と操業を開始した。これらの工場で加工された人体標本は、日本や韓国、米国などに展示されているもの」と報じ、ハーゲンス氏は過去十数年間、世界各国で人体標本展を開催し、すでに2億ドルの利益を得たと伝えた。
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