中国:金次第の養子縁組、お得意先は米国人
【大紀元日本8月13日】中国人の子供の引き取りが、中国の夫婦にとっては難しく、逆に外国の夫婦にとっては比較的に容易であると言われている。中国の関連機関も中国人に対して養子縁組サービスを提供したくないようだ。
カナダのグローブ・アンド・メール紙は7月24日、中共国営の児童養護センターである中国児童養護事務センター(China Center for Adoption Affairs)のウェブサイトからこの点を明らかにした。同サイトで「国際養護」という項目を選ぶと、英文が現れ、外国人が参考にできる養子縁組情報が多く掲載されている他、よくある質疑応答も用意されている。しかし、「国内養護」という項目では、質疑応答の項目もなく、しかも他の情報も不足している。
カナダ人や国際養子縁組を望む西洋人の大多数にとって、中国はすでに最多の子供の提供源になっている。カナダでは2004年に中国人の子供1001人が引き取られた。同年のこの数字はカナダ人が引き取った外国の子供の半数以上を占めている。
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