【北京の街角から】胡同
【大紀元日本8月28日】北京の大通りから一歩中へ入った細い路地を「胡同(フートン)」と呼ぶ。胡同の両脇には、中庭を東西南北の平屋で囲った「四合院」と呼ばれる北京独特の住居が並ぶ。かつては、「大きいものは3600、小さいものは牛の毛ほどもある」と言われた胡同。豆腐池胡同、金魚胡同、鋳鐘胡同など、そこに暮らす人々のかつての生活を垣間見ることのできるユニークな名前も少なくない。
しかし近年、街並みの再開発の中で、多くの胡同と四合院が次々に高層ビルに姿を変え、今では、地安門付近と前海と後海付近に残されるだけとなった。四合院の中にはトイレがなく、胡同の両端に設けられた公衆トイレを使わねばならないとか、車も入れないほどの狭い胡同が少なくないということを考えると、胡同の取り壊しは致し方ないことで、それを惜しむのは身勝手な観光客だけかもしれない。
取り壊しを免れた胡同は現在、格好の観光スポットとなっている。自分の足でゆっくり散策するのもいいが、縦横無尽に伸びる胡同を効率よく見て回るには輪タクを利用するのもいいかも。かつて北京市民に時を知らせた鼓楼や郭沫若故居などを見て回る2時間コースが、日本語ガイド付きで180元(約2700円)。普通の北京っ子の暮らす四合院の中まで見せてもらえることを考えれば、別に高くはないかも。
関連記事
自分が望む人生に向かっているかを知るには、今の仕事や役割、5年後の自分を見つめ直すことが大切です。未来の自己とつながるための3つの質問を紹介します。
夫婦やパートナーとの何気ない言い争いが、実は心だけでなく体の健康にも影響しているかもしれません。最新研究では、敵対的な関係が炎症や治癒力の低下と関係することが示されました。健康を守るコミュニケーションのコツを紹介します。
物忘れや疲れやすさは年齢のせいとは限りません。近年注目される「脳の隠れた炎症」は、認知機能の低下を静かに進める可能性があります。脳を守る食事や生活習慣、今日から始められる予防法をわかりやすく紹介します。
スマホの使いすぎは、目の疲れだけでなく注意力や記憶力の低下につながる可能性があります。中医学の3つの体質別食養生と、脳に余白を取り戻す生活習慣を紹介します。
スマホを何気なく見続ける時間が、実は血圧やコレステロール、体重に影響しているかもしれません。最新研究では、長時間のスクリーン利用と心血管リスクの関連が明らかになりました。健康を守るために見直したいデジタル習慣を解説します。