フォーブス誌:世界一権勢のある女性=メルケル独首相

【大紀元日本9月3日】米国の総合ビジネス誌として、世界的に名高いフォーブス誌はこのほど、今年の「世界でもっとも権勢のある女性」ランキングを発表、ドイツのメルケル独首相がトップの座を獲得した。これまでに、世界ランキング100に一度もノミネートされなかった同首相は、初めてのノミネートでいきなりトップの座を占め、その高い人気ぶりは2位のライス米国務長官を圧倒したほどである。

昨年10月にEUの経済大国・ドイツの首相に就任したアンジェラ・メルケル氏は、1871年ドイツ国(ドイツ帝国)として統一されて以来の最初の女性首相であり、また、1990年にベルリンの壁が崩壊し、再統一を果たしてから、初めての東ドイツ出身の首相でもある。

メルケル首相は敬虔なキリスト教家庭に生まれ、幼少の頃から、政治に対する認識は共産党政権教育下の一般の学生と異なっていた。かつてある詩を朗読したことで「ブルジョアジーに傾倒している」と言われ、退学処分にされそうだったという。

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