日本製化粧品事件:上海支社に抗議者が殺到、中国での販売一時停止
【大紀元日本9月23日】中国国家質量検験検疫総局・品質監督部門は先週、日本製化粧品「SK-Ⅱ」ブランドの9品目から、使用禁止のクロムおよびネオジムが検出されたことを発表した。22日、販売代理店のP&G上海支社は、抗議する消費者が殺到し、同社入り口のガラスが破壊され、けが人が出た模様。P&G社は同日、中国での販売活動は一時停止すると決めた。
上海の新民ネットによると、同日午後2時ごろ、淮海中路にあるP&G上海支社に十数人の抗議者が同社の入り口を囲んだという。殺到した抗議者の殆どが女性で、抗議する際に1人の男性は足で扉のガラスを強く蹴り、さらに手で破りかけたガラスを徹底的に破壊したという。
また、新民夕刊によると、記者が現場に駆けつけた時に、砕けたガラスの破片は片付けておらず、床に散乱しており、P&G社には人影もなかったという。
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