三峡ダム湛水工事開始、古城大昌まもなく水没
【大紀元日本10月12日】三峡ダム156メートル湛水工事が開始されてから11日目にあたる9月30日早朝、長江沿岸に位置する古城大昌の南門埠頭は水浸しになった。推測によれば、10月15日に古城大昌は完全に水没するという。
重慶市巫山県大昌古城はおよそ1700年前の晋の時代に構築されたもので、今まで三峡地区で唯一完全に保存されていた古城である。10月15日、湛水工事により、大昌古城と周辺にある広範囲におよぶ田んぼが完全に水没し、古城とその周辺地方で約12平方キロメートルの湖が形成されると観測されている。そして、三峡地区で最も大きい湖-大昌湖となる。
また、中国第二の唐の城と呼ばれている重慶市雲陽県高陽鎮にある明月■唐の時代の遺跡、及び巫山の小三峡桟道は既に水没している。
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