中国:ウィキペディア英語版復活、敏感用語は未だに検閲の対象
【大紀元日本11月4日】中国大陸で昨年10月より閉鎖されてから一年後、ネット上のフリー百科事典「ウィキペディア」英語版は大部分内容の検索利用が回復され、中国のインターネット利用者が再び英語版を通じて検索利用ができるようになった。しかし、「89天安門六四事件」、「チベット」など、中国当局にとって一部の敏感な言葉は依然と検閲され、検索不可能となっている。海外メディアは、中国のウィキペディアに対する不完全ながらも利用回復に注目し、中共当局のインターネット情報監視統制技術がより高度化し、統制目標に焦点を絞っているとみている。
*封鎖の理由、未だに説明なし
「ウィキペディア」英語版は2001年から運営し始め、現在すでに150万語の定義を掲載している(中国語版9万語超)。米VOA放送の報道によると、英語版は昨年10月から中国大陸でアクセスできなくなった。利用者はウィキペディアが閉鎖された原因を同サイトで中共の腐敗問題を抗議する記事が掲載されたことであるとみているが、中共当局からの説明はない。
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