国連報告:壊死海洋区域が急増、長江・黄河を含む世界に200箇所も

【大紀元日本11月4日】国連の最新報告によると、科学者らは世界に200箇所の海洋区域が「壊死」しており、2-3年前に比べ、34%の増であり、状況の深刻さは魚類、その他の海洋生物および人類まで及んでいると指摘した。報告書では、中国の長江と黄河の入り江を深刻な海洋汚染区域として組み入れた。

*2年で34%が増加、人類に危害が及ぶ

科学者らは、海洋区域の壊死をもたらした主な原因とは、冨栄養化で成長する海藻類の増殖によって、その他の海洋生物が酸素不足による死亡であるとした。しかし、根本的な原因は、肥料および農場等からの廃棄物、汚水および燃焼用化学石油燃料であると指摘した。

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