アジア18ヶ国、鉄道ネットワーク協定に調印
【大紀元日本11月12日】中国とロシアを含むアジア諸国18カ国が10日、韓国の釜山で、アジア大陸を一つの鉄道ネットワークで統合する政府間協定に調印した。
AFP通信によると、調印は10日から釜山で開かれるUNESCAP(国連アジア太平洋経済社会委員会)の交通関係部長級年次会議で行われた。「アジア横断鉄道」の当事国を含む41ヶ国の交通関係責任者が会議に参加したという。
報道によると、「アジア横断鉄道(TAR)」と名付けられたこの鉄道ネットワークは、世界の最も著しく成長しているアジア大陸において、バランスの取れた経済発展と交流・物流の促進を目指している。60年代に国連により初めて提案され、「鉄のシルクロード」とも言われた。北はロシアとモンゴル、南はマレーシア、東は北朝鮮、西はトルコまで総延長距離は8万1000キロメートルに及び、アジア28カ国の首都、港及び工業中心地をつなぎ、アジアから欧州まで横断する予定という。
関連記事
[ワシントン 10日 ロイター] – バイデン米大統領は11日、インドのモディ首相とバーチャル形式 […]
[パリ 8日 ロイター] – 国連食糧農業機関(FAO)が8日発表した3月の食料価格指数は159. […]
バイデン米政権でインド太平洋地域政策を統括するキャンベル調整官は5日、ロシアによるウクライナ侵攻が続いても米国 […]
[マニラ 28日 ロイター] – フィリピン軍と米軍は28日、2015年以降で最大規模となる合同軍 […]
2019年に中国当局の宗教弾圧から逃れるため、韓国の済州島(チェジュ島)に渡った中国のキリスト教信者60人が、中国に強制送還されるという問題に直面している。