調査報告:エイズ認識低い中国官僚
【大紀元日本11月17日】中国のエイズ対策専門家の調査によると、中国官僚の一部はエイズに感染し易い対象層となっていることが判明したという。
中国紙「南方週末」によると、中国のエイズ対策専門家・靳薇氏とその同僚は、昨年9月から今年10月までの一年間に、中国大陸15カ省3000人の地方官僚を対象として調査を行った。調査の結果、官僚らのエイズに対する認識は非常に低く、一部の官僚にはエイズ感染を伴うような高リスクの性行為が存在しているという。
報道によると、調査対象の官僚の6割は、エイズ・ワクチンがまだ開発されていないことを知らなかった。3割は、エイズ・キャリアやその患者が、健康な人から隔離されることに賛成した。「部下のエイズ感染が発覚したらどうするか」という質問には、半数が「機密扱いにして、仕事を継続させる」、その他の官僚は「部下を解雇する」「情報を公開する」「どうしていいか分からない」だった。
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