中国甘粛省蘭州市:黄河の水が乳白色に、異臭漂う

【大紀元日本12月27日】中国北西部の甘粛省蘭州市の黄河流域で22日、延べ30キロの範囲で、河川が乳白色に変色した。河底には白色の沈殿物が溜まり、岸辺の石も白色に染められ、あたりには異臭が漂っているという。甘粛省の地方紙「蘭州晨報」によると、同市の環境保護機構はサンプルを採取し、検査している最中だという。

目撃者によると、白い物質が川水に混じって、上流から流されてきたという。

環境保護機構の関係者は、「現地の約30キロの黄河流域で、このような異常が確認され、水質検査を行っている」と説明したが、現時点までに検査結果が公表されていない。発生源も突き止められていないもよう。

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