上海東方医院:人工心臓移植、9人中7人が死亡

【大紀元日本12月29日】上海同済大学付属東方医院(以下、上海東方医院)は中国で最多の人工心臓移植手術件数を誇るが、調べによると、使用された人工心臓は中国国家食品薬品監督管理局の許可を受けておらず、移植後の死亡率が非常に高いことがこのほど分かった。実際、2001年より現在までに行われた9件の移植手術の内、すでに7人が死亡し、1人が植物人間になっているという。

南方週報によると、2001年8月に患者の王利華さんは東方医院でドイツのMedos社製の人工心臓移植が行われ、、手術1ヶ月後に脳梗塞と大量出血が併発し危篤状態に陥った。王さんの妻が病院側へ強く訴えた末、人工心臓は取り外されたが、王さんはそれから植物人間になったという。

実際、2004年4月に東方医院で、ドイツBerlin Heart社製の人工心臓移植手術を行った13歳の周宜清少年は、手術後15ヶ月で死亡している。王さんの妻はこれまでの出来事から、東方医院はドイツから未許可の人工心臓を密輸し、院内の患者を実験台にしているのではないかと疑い始めたという。

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