香港:中国共産党脱退運動、1700万人脱党応援パレード
【大紀元日本1月4日】2007年元旦、香港の民間団体は「九評の推進、中国共産党(中共)脱退運動の応援、人権擁護の促進、中共解体」パレードを開催し、1700万人の脱党を応援した。多くの人権・民主活動家が講演し、600人以上の人々がパレードに参加した。香港市民支援愛国民主運動聯合会(以下、支聯会)の司徒華・会長は、1700万人の脱党は、中共内部がすでに崩壊したとし、中国国内の道徳腐敗を変えるのは、民主を実行することが唯一の方法であると主張した。また、前中共幹部の賈甲氏は、中共はすでに世の人々に唾棄されており、脱党した中国人民の勇気を賞賛した。
九龍半島を南北に貫通する距離として最長の彌敦道を通過し、尖沙咀へ向う(大紀元記者・許珀ハン)
(大紀元記者・李国民)
香港前途注目チームの招集者・林子健(左側から1人目)氏、西貢区議会の林咏然議員(右)は、今回のパレードに参加し、声援を送った(大紀元記者・潘環橋)
支聯会の司徒会長は、すでに1700万人が脱党したことから、中共内部の人々はすでに信念と自信を失ったと確信する一方、新たな利益結託集団になることによって、これまでの統治よりさらに凶悪になる可能性が高いと警告した。
中国山西省行政府幹部で、同省科学技術専門家協会の事務局長だった賈甲氏は、中共が人権弁護士の高智晟氏に対する不当判決は、共産党が滅亡することを恐れ、取った行動であると指摘した。しかし、中共側は、高智晟・人権弁護士への対応はこれまでに、同じ「国家政権転覆扇動罪」を受けた他の者とあまりにも異なることから、人民が中共に対する恐怖を取り除き団結すれば、必ず共産党を勝ち取るし、脱党の波が中共に衝撃を与えた結果であると強調した。
賈氏は、高弁護士は法輪功学習者たちが迫害された真相を反映しただけであり、「国家政権転覆扇動罪」になる理由はどこにもないとした。賈氏は、実際、57年前に暴力、ウソ偽りなどの手段で中華民国の合法政権を転覆した共産党こそが国家政権転覆扇動罪を犯した犯罪者であると指摘した。
ドラムス・チーム(大紀元記者・李国民)
パレードは九龍・旺角の繁華街を通過した際、市民と観光客の注目を集め、写真やビデオに収める人でにぎわった(大紀元記者・庄子言)
中国人権擁護運動を支援するための24時間ハンストを終了したばかりの民主党・林子健氏は、人々へ中共政権の本質をはっきりと認識するよう呼びかけた。林氏は「すべての官民結託、太子党(幹部の子弟)が引き起こした汚職問題こそが、中国指導層が作り出した問題である。陳良宇・前上海市党書記が逮捕されても、胡・温両氏の政権が汚職を取り締まっても、これらの事件の背後には終始、政治目的が潜んでおり、それぞれ派閥の闘争であると指摘した。林氏は、平和で真の民主的協和社会を望み、自らの一票で国家の指導者を選出できる尊厳ある民主中国の建築を呼びかけた。
西貢区議会の林咏然議員は、中共の腐敗本質を見抜いた脱党者を賞賛し、中共が最前線におりもっとも国を愛する国内に多くの人権弁護士、人権活動家、民主運動支援者ないし法輪功学習者たちに対する抑圧と迫害を非難した。
林子健氏と林咏然議員は共に民主党の中央委員で、法輪功迫害真相聯合調査団(CIPFG)アジア支部のメンバー。
観覧する民衆はパレートの主題や目的に賛同を示した。大陸からの旅行者たちは、中共に残酷に弾圧される法輪功学習者を支援する意思を示し、大陸では自由がないため、パレードはできないとし、89年の六四天安門事件も民衆の声を無視して弾圧した。六四に対しても、法輪功に対しても、無実やでっち上げの罪をすべて取り下げ、名誉回復を望むと述べた。また、大陸ではすべてが政府の許可が必要だとし、訴える旗を立てただけでも、即逮捕だと述べ、パレードの参加者たちが勇敢に真相を伝えることを賞賛し
天国楽団がパレードを先導し、尖沙咀繁華街・広東道を行進(大紀元記者・庄子言)
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