中国人民解放軍、大量の装備品が「紛失」横流し

【大紀元日本1月12日】中国人民解放軍の軍需庫に保管されていた、戦闘機、戦車、装甲車、小銃、戦略用燃料、大量の野戦ベッド、軍靴などの軍需物資が、忽然と「消えて」転売されていた事実が判明した。

香港月刊誌「動向」によると、中央軍事委員会の監督下にあり、総参謀部、総装備部、総後勤部、軍事規律委員会で構成される「2004-5特殊案件調査チーム」が、二年半の調査を経て、追及し証拠を固めた結果、結論として、陜西省寶雞、雲南省東川、四川省南充、湖南省麻陽、広西族自治区蒙山の各軍需庫に保管されていた、廃棄処分、不用品、もしくは後送処分した装備品が盗み出されていたことが分かった。

「2004-5特殊案件調査チーム」は、中央軍事委員会の隷下にあって、2004年5月初旬に成立、中央軍事委員会曹剛川副主席(国防部長)を責任者として、総後勤部の温光春・常務副部長、総装備部の朱發忠・副部長、軍事規律委員の孫忠同・書記ら四人の肝いりで結成された。

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