中国の姓氏が大幅減少、2万4千件から4千件に
【大紀元日本2月9日】中国科学院遺伝発育研究所「華夏姓氏源流研究センター」の主任・袁義達氏はこのほど、約二年間をかけて「中国姓氏統計」を調査完成した。袁氏の統計によると、中国にはかつて二万件余の姓氏があったが、現在は四千件しか残っていないという。
上海「新聞晩報」の報道によると、「中国姓氏統計」は、中国で始めて姓氏の数量が多い順に「トップ100」を編集したもの。調査対象者は三億人近く、姓氏4100件をリストアップした。中国の歴史上では、かつて姓氏2万4千件が確認されたが、千年経過した現在では、二万件が既に消失した。
袁主任は、「数の少ない姓は刻々と絶滅し、多い姓はさらに増える」と指摘した。例えば、南北朝時代(紀元後5世紀前後)には、鮮卑拓跋部族が中原に進入後、多くが漢族の姓に改めたため、少数派の姓が徐々に消失した。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。