乙女への挽歌『子守学校』(2)

【大紀元日本2月23日】今の子どもたちは、どんな子守唄を聴いて育っているのでしょうか?そもそもお母さんは、子守唄を唄って上げているのでしょうか?ひょっとしたら、子守唄のテープを聞かせて済ませているのかもしれません。

海外に赴いたとき素朴さが残る山の村に入ると、年長の子どもたちが集団で幼い子を誰彼となく銘々に抱きかかえて、子守している姿に自然と出会います。男の子も女の子も、前に後ろにちっちゃな子を負ぶっています。手の空いている子らも、みんなで一緒に子どもたちが集い遊んでいました。一人遊びにかまける子を発見するのは、むつかしいことです。

日本でもかつては鎮守の森が、子どもらの成長や村人たちの安寧を守ってくれていました。子どもを守るという意味が、子守の言葉には込められています。お守り札に加護を願う、人の心の文化の営みです。現代ではさしずめ介護の世界で使われる、「見守り」に通じるものといえるでしょう。幼い子どもを見守る心を背負った哀歓が、地域を越えて繰り返し唄われました。「守り子」の子守唄と呼ばれるジャンルがそれです。

▶ 続きを読む
関連記事
ギネス認定の「世界一高価なお米」金芽米。1kg1万円超の価格にもかかわらず、実は利益は出ていないという。日本米の価値を世界に伝えるために生まれた、その驚きの背景とこだわりを追う
春は肝と心のバランスが乱れやすく、不眠やイライラが起こりやすい季節。トマトや牛肉などを組み合わせた五行食養により、気血を補い、心の火を鎮め、安眠と精神の安定をサポートします。
「遺伝だから仕方ない」と思っていませんか?実は健康や老化の多くは、日々の食事や習慣で変えられる可能性があります。最新のエピジェネティクス研究から、長寿につながる生活の選び方と、今日から実践できるヒントをわかりやすく紹介します。
爪の白い点=カルシウム不足、は誤解? 実は「別の栄養不足」のサインかもしれません。
台湾の最北部に位置する無人島基隆嶼(キールンしょ)は基隆市の沖で最も象徴的なランドマークです。夏季予約限定の基隆嶼ツアーに参加して、基隆の海を見守り続けてきた無人島、基隆嶼へ、上陸観光に出かけましょう!