長江の枯渇 142年来最低水位を記録(再掲載)

【大紀元日本3月28日】(再掲載)世界自然保護基金(WWF)は、最も深刻な枯渇の脅威に直面している10大河川の一つとして長江を挙げ、外来種の侵入、汚染、貯水、気候の温暖化等が、河流の生態環境に脅威を与えている4大元凶であると指摘し、長江の水危機に関する問題が再び世界の関心を集めることとなった。今年初め、湖北省沙市における水位は、マイナス0・77メートルとなり、過去142年間で最低の記録となった。

香港「文匯報」の報道(22日)によると、昨年、重慶は50年に1度の大干ばつに遭遇したが、その際、民衆は長江の水不足を直感的に認識した。近年、長江流域の多くの地区が深刻な干ばつ、特大の干ばつの襲来に見舞われている。今年1月3日、湖北省沙市における水位はマイナス0・77メートルとなり、過去142年間で最低の記録となった。

報道によると、昨年7月、長江は増水期に入ったが、上流からの水は、往年の半分余りしかなかった。「水が溢れない洪水」の後、長江に恐ろしい局面が現れた。8月中旬、宜昌、枝城、沙市、石首等の水文調査所において、歴年の同時期ベースで最低の水位が観測された。

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