石原慎太郎氏(現東京都知事)、逆風の中で圧勝

【大紀元日本4月9日】東京都知事を選出する地方選挙が8日実施され、同日午後8時半頃の開票結果で現東京都知事の石原慎太郎氏(74)が、浅野史朗氏(59)ら他の候補を抑えて三連勝を確定し、さらに四年の都政を預かることとなった。

今回無所属で立候補した石原氏であったが、自民・公明両党の保守派基盤をバックに、最大の対抗馬ともくされた前宮城県知事の浅野氏を抑え、圧勝した。浅野氏は、最大野党の民主党と社民両党の支持をとりつけて善戦したが、保守系の牙城は容易に崩せなかった。

このところの「高額な海外出張費」「都事業への四男抜擢」など連任・一族経営の弊害をマスコミによって揶揄され逆風の中での選挙であったが、「2016年の東京五輪招致」などで明確な信念を示した石原氏が、結局有権者に強くアピールして勝利した。

関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。