ある中共幹部の脱党声明

【大紀元日本5月11日】私は中国政府機構の幹部である。

中国共産党の官界に長年いて、その汚さをとっくに認識している。中共の官界では、潔白を保てる人はだれひとりとしていない。だれもが汚職し、腐敗に浸っているから、もしあなたは「蓮のように泥の中にいながらも染まらない」ようにしようとすれば、異端児として仲間はずれにされるか、排除されるかがおちである。従って生存のために自分の位置を確保するには、自発的に自分でほかの人と同じく「汚く」ならなければならないのである。他人はあなたが彼らと同じ「汚い」と感じさせてはじめて安全が確保できるのである。

私はこの政権によりもたらされた多大な利益を享受しているが、同時にこの党をとっくに見抜いていた。実は多くの人は私と同様、「党員の身分」で利益を多く得る人であればあるほど、共産党のことをよりはっきりわかっているのである。それは国内で「お茶を濁しながら」よい生活をしている人は逆にこの国を早く離れたい所以である。たとえお金をたやすく得られる現在のポジションをすぐには離したくない人でも、妻子や愛人を先に国外に行かせて待機させ、大金が入ると国外に行って人生の後半を楽しむことを考える。なぜなら、このような体制の繁栄はバブルのようなものであり、一瞬にして崩壊するかもしれないからである。国内各種の社会矛盾は伏流が湧くがごとくますます激しくなり、少数の者はケーキの大半を占有しているが、中下層の民衆は残りのばらばらなかすを食べることしかできないのである。

▶ 続きを読む
関連記事
米海軍が射程460キロとされる新型超長距離空対空ミサイルAIM-424「マリス」の飛行試験を開始。F-35Cへの搭載やAIM-174Bとの役割、西太平洋の航空戦力バランスへの影響を解説する
中国国営メディアが生誕100年で称賛する江沢民元党首。しかしその裏には、天安門事件での台頭、法輪功迫害や「厳打」運動、形骸化したWTO公約など、隠蔽された弾圧と強権統治の冷酷な歴史的事実が存在する
WHOと世界銀行によるパンデミック対策計画に対し、投資の算出根拠や資金配分の優先順位を検証した寄稿記事。著者は、既存の公衆衛生への影響や国際機関の説明責任を指摘し、政策決定のあり方に疑義を呈している
中露の緊密な連携がもたらす地政学的危機と、日本の新インテリジェンス体制『国家情報局(NIB)』の脆弱性を冷徹に解剖。民間企業に忍び寄る技術強奪や認知戦の脅威に対抗する、ビジネス防諜のあり方を提言
全米で広がるデータセンターや監視カメラへの反発は単なる新技術への拒絶ではない。国家権力と巨大資本が結託し、上から押し付ける「不自然な進歩」と統制網に対し、生活と自由を守る民衆が示す根源的抵抗の本質に迫る