毛肖像巡る北京と民衆の思惑
【大紀元日本5月16日】5月12日に放火された北京天安門城門の毛沢東肖像はすでに同日夜に取り替えられた。米中国問題研究学者・胡平氏は、中国が現在推進している政策は、毛沢東時代とかなりかけ離れているにも係わらず、当局は自らの衰弱した権力の合法性を維持するために、公に毛沢東を否定することを拒んでいると指摘した。一方、中国の労働者たちは毛沢東を偲ぶ形で現政権を批判するケースがあり、当局は正当性を認め取り締まることができないでいるという。
*放火された肖像
AFP通信によると、放火した新疆ウルムチ出身の顧海欧・容疑者(35)は現在失業中で、当日の昼に地元から北京に着いてから天安門広場へ向かったという。一方、新華社は、同容疑者は2006年に精神病院で治療を受けていたと報じた。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。