北京五輪グッズの製造工場、法定賃金の半分で児童働かす=プレイフェア2008

【大紀元日本6月13日】北京五輪で労働者の権益呼びかける運動「プレイフェア2008」は6月10日に報告書を公表し、北京五輪に手袋や、バッグ、帽子などのオリンピック記念グッズを製造する中国工場4社が、法定賃金の半分で児童を働かせていると非難した。

BBCの報道によると、報告書は、中国の工場は「労働者の権益を著しく侵害している…例えば、従業員に法定賃金の半分しか払わない。しかも、12歳の児童を雇っている」と書き記している。

「プレイフェア2008」は、全世界153の国で304の労働組合を有している国際労働組合連合(ITUC)や国際織物業者連合、および服装・靴の製造業者の権益を守る非政府組織などが立ち上げ、スポーツ関連業界における労働者虐待や搾取の撤廃を呼びかけている。

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